基本ライトノベル

ライトノベルについて書くブログだったはずだけど日記のブログだよ

009 RE:CYBORG

二回観ました。009の漫画は読んだことなし。なんでこの人達の首布はこんなに長いのでしょう?? 原作からこんなに長いんでしょうか?? あんなに長いと戦闘になった時絶対に不利だと思います。というより単純に走ったりする時に邪魔そうです。

そんなことはどうでもよろしい。脚本微妙、絵なかなか良し、音楽素晴らしい、って感じでした。脚本はね、一回目に見た時は引きこまれて「彼の声とはなんなんだ」「なんで消えていくんだ」「これは何を言いたいんだ」と凄く引きこまれました。でも、二度目全体像を把握してからみたら、作劇上の要請からくる小さい違和感がいっぱいあってとっても微妙でした。

たとえば物語中盤ぐらいまで「ジョーは彼の声に操られているのか、いないのか」というような見ている側に疑心暗鬼を起こさせる展開で引っ張ろうとしたんでしょうけど、そのせいでギルモア博士がただの馬鹿になっているのが大変残念でした。いや、彼の声の情報ぐらいさすがに集めとけよ。滅茶苦茶情報広がってるのになんで爺さんが知らないんだよ。エスパーだっているだろうが。

あと加速装置を持っているジョーにレーザー銃をつきつけてるのもとてもアホっぽかったです。というか、アホそのものだね。そんなものが効くと思っているのかしら。レーザーだからいけるのかもしれないけど。いやむりだろ。あとあの筋肉の人、ジョーの記憶を呼び覚ますためとはいえ本気で殴ってたよね、最後のほうの一撃。あれ、ジョーが加速装置使えるように成ってなかったら普通に死んでるからね。おっさん。あと服が破れるんだから伸縮素材を使っといたほうがいいと思うよ筋肉。

あとねー、伝えたいテーマみたいなのはわかるんだけど、その理由付けが最悪。天使の化石とか、宗教とか、まあいろいろギミックとして使いたかったのはわかるけど、正直道具立てとして合ってないと思う。初見時にも何を言っているのか意味不明だったけど、二度目見た時は伝えたい意図を把握した上でさえ意味不明だったもん。神よー! ってアホか、もう別のギミックで、やりようがあるだろ。あと国で働いている人間が無能すぎですよねー、書きたい筋をやるために人間を無能にするのはいいんだけどさあ……

細かい気になった点はまだまだあるんですけど、別につまらなかったわけではないのでまあいいか。ただ天使の化石とか宗教とか、物語を引っ張るためのギミック、ジョーを記憶喪失の設定にしたこととか、物語上の制限・制約が筋を歪めまくっていて、よくできた脚本とはいえないというのが感想。とにかくもう宗教ネタは最悪。そうはいってもエンターテイメントとしてはなかなか良い出来だったように思える。ラブあり、エロあり、盛り上げどころあり、各009メンバーにちゃんと出番があり、適度に難解さもある(僕は嫌いだが)。そして最後もちゃんと盛大に盛り上げてくれるんだから、これ以上いうことはない。

映像はねーちょーかっこよかったねー。最初ジョーが出てくるシーンで「ウワチャーヤッテモウター……」とその違和感に絶望して金を払ったことを後悔するんだけど、なんでかすぐに気にならなくなる。バーで酒を飲んでいるシーンとか、ゲームやってるみたいだなあという感想。飛行機を優雅に歩くフランソワーズの場面が一番好きで、あれを見る為だけに2回目見に行ったぐらい。

しかしまったく原作を知らないから疑問なんだけど、この人達何なんだろうね。たとえば001はエスパーっぽいんだけど、002は完全サイボーグっぽいし、003は何なのかさっぱりわからないし。中華の人は火を噴くだけで超弱いし指から銃を撃つ人は何で此の人普通に銃使わないんだろう……とずっと不思議でした。後あの弾はどこから供給されているわけ?? 腹?? 空洞なの??

筋肉は普通に筋肉。最後ジョーが助けに着た時、誰も彼のことを助けにいかないのが笑えて仕方ない。中華デブが助けにいったけど、着替えてから助けにいってるし。いやいや着替える前に手助けしてあげてよ。一人で超いっぱい相手してたじゃん。もちろんあいつなら大丈夫だという判断があったのだろうけれど、それにしたって着替えル前に助けてあげて欲しい。あと筋肉もユニフォーム着てたけど、あれ絶対すぐに破れるよね。あいつ服着る意味ないよね。

009はみんな能力がそれぞれ違うけどお役立ち度が段違いなのでアベンジャーズみたいだなと思いました。たとえば姿を同化させるやつはスパイ能力として差別化できているからいいとして、指から銃撃つやつと炎吹く奴はほんとにいらないよなと思いました。多分原作では何らかの能力をいかして差別化しているんだろうけど(中華デブは商人みたいだし)。

アベンジャーズはみてて本当に残念だったのが、神が雷落として鉄男がミサイルぶっ放してる横で普通の人間の女スパイとかほとんど普通の人間で盾だけが凄いスーパーマンみたいなダサい奴が一緒に戦っているところで、後者の人達に関しては「いやいや……戦力にならへんからどっかでおねんねしときーや……」と絶望を感じてしまうぐらい普通の人間でした。

まあ、そんな感じで……。あ、あと音楽も素晴らしかったです。効果音もよかった。エンディングはずっときいていたいような曲。宇宙をバックに流れると雰囲気が合う。二回観るほどの映画ではなかったけれど、一度目はとても楽しかったです。