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基本ライトノベル

ライトノベルについて書くブログだったはずだけど日記のブログだよ

マグダラで眠れII (電撃文庫)

お酒を飲みながらだらだらと読んでいた。真っ当なファンタジーだけど電撃文庫にあると浮いて見える。プロット的にも主に3つぐらいの目的が同時進行していてなかなか複雑な話だ。しかし、地味〜に地味〜に進んでいくよなあ。突飛なキャラクタもおらず、突飛な展開にもならず。ハーレムにもならず。話の中核にはダマスカス鋼を作る技術をめぐるあれやこれやがあるが、Wikipediaを見ると木目状の模様を持つ鋼で見た目がとても綺麗だ。

ダマスカス鋼 - Wikipedia

ファンタジーの世界だけに存在するものかと思っていたら現実に存在していたらしい。今は製造技術が失われてしまったとか。なんだかんだいってこういうロストテクノロジーというのは多い。寂しい話。でも解析して当時の製法を再現しているなどと書いてあるから、今では創れるのかしらん?? よくわからない。

しかし狼と香辛料の時に得た知識を生かして次作をこうした話にするあたり、なんかツナ缶を作っていた会社が缶詰製造技術を生かしてフルーツ缶を作り始めるような、そんな流れが見えて面白いですね。あまりフィクションでは扱われないマイナーな分野を一度自分の物にしてしまえば、それを右に左に流して暫くの間ほそぼそと食っていけるのかもしれない。