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基本ライトノベル

ライトノベルについて書くブログだったはずだけど日記のブログだよ

森田季節『魔女の絶対道徳 (ファミ通文庫)』

森田季節新刊。ファンなので全部読んでいるわけではないが、まあ半分ぐらいは読んでいる。いくつか一般向けの本やSFを出していたので(僕はどっちかというと一般向けやSFの方が好きだった。)、すっかりそっちにいったまま帰ってこないタイプかとおもいきやいわゆるライトノベルレーベルでも精力的に発表していてなんか面白い。ちなみに著者自身がTwitterでこうつぶやいていてまことに期待して読み始めたのだが

『魔女の絶対道徳』は好きなこと全部ぶっこませてもらったので、かなりマニアックなものになったけど、その分売れてほしい。なんというか、好きなことをとことんやったら、どうなるのかっていうのも気にかかるし。

たしかにマニアックな内容。一応主人公は学生だが学校に登校する場面がほとんどないし、それどころかほとんどの時間を山の中で過ごす。美少女は出てきて恋仲に!? 展開はあるが愛はない。さらにはやたらと大量に宗教、鬼、吸血鬼、天狗といった日本的異生物のうんちく、歴史が語られまくられ興味がないと微妙極まりない話だ。

「束縛のない人生が一番だ」連続殺人事件の犯人を追っていた俺、水主頼斗は、逆に縛り上げられてしまった……。そのピンチを俺は「天狗」の少女、輪月に「天狗の血を引く」という理由で助けられた。いや、むしろ改めて輪月に拘束された。ところで、お前の手伝いをするのはいいけど、事件って解決してるの? 俺、咒師っていう和製魔法使いで、事件が解決しなかったら実は死ぬんだけど……大丈夫? 正義の和製魔法使いと不純少女の青春怪奇ストーリー!

台詞のかけあい(主に下ネタだが)が全体の6割近くをしめているのだが(主観)、これが割合おもしろくてびっくりしてしまった。こんなのもかけたのか。二巻以降は電子書籍で出たら買うかな……。