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基本ライトノベル

ライトノベルについて書くブログだったはずだけど日記のブログだよ

ささみさん@がんばらない (ガガガ文庫)  3巻まで

ささみさんは引きこもり。着替えるのも、食事をするのも、がんばらない。生活の面倒を見るのは、ささみさんの大嫌いな奴隷体質のお兄ちゃん。ささみさんの日課は、パソコンに繋がれた「お兄ちゃん監視ツール」で外の世界を覗くこと。外の世界では、美少女三姉妹とお兄ちゃんがキャッキャウフフでラブコメ中って…間違ってる絶対、この世界は何かがおかしい。そして、ささみさんを襲う『バレンタインデーの惨劇』『特殊イベント/全・裸・集・会!』『ミニゲーム/いけない保健室…☆』!?もう疲れたよ。お兄ちゃん…。

このあらすじは1巻のものなので、2巻3巻ではなかったことになっていることも多い。お兄ちゃん監視ツールはほとんどでてこないし3姉妹とのラブコメもほとんどないのである。神話をモチーフにしていて割と密接に物語に関わっているところがおもしろいかな。かみさまーの力(世界を好きなように改変する力)を誰か一人が持っていて、それがAさんに移動したりBさんに移動したりすることで話の流れが大きく変わってくる。

強欲な人間が持っていれば世界の改変はばばーんと起こって神々が出張ってくるどたばたはちゃめちゃな話になるし──、無欲かつ地力で制御できる人間が持っていれば改変は起こらず人間が騒動を起こす。巨大すぎる力を持った人間はどうしたらいいのか、どういう葛藤に悩まされるのかという「ギフト」の物語としても読める。たとえば空を自由に飛んで百トンの重さの物も簡単に持ち上げられるだけのギフトを持っているとして、目の前で車に引かれた子どもがいたり、遠くの紛争を解決しないでいる=できるのにやらない ことは果たして罪なのかどうか。

3巻まで読んだけどちょっと飽き気味〜。プロットと語りの構造自体はおもしろいんだけど、なんだか演出が微妙なんじゃよなー。4巻以降はどうしようかな。

引きこもりをやめ、学校に通うようになったささみさん。でも、がんばりたいのに、がんばり方がわからないよ…。『最高神のちから』を持っているはずなのに「普通の暮らし」と「友達の作りかた」がわからない。そんな社会不適合体質なささみさんに愛を暴走させるお兄ちゃん。そして美少女三姉妹は相変わらずセクハラ&キャッキャ☆ウフフで大騒ぎ。外に出たささみさんが出会った世界は美しくも、残酷だった―。でも、もしも願いが叶うなら、神様―。誰かが誰かのために祈るとき…きっと、わたしたちは、ひとりぼっちじゃない。

「これは引きこもりではない、立てこもりである」。現実の世界がつらすぎて、引きこもりをこじらせてしまったささみさん。心配したお兄ちゃんと邪神三姉妹がささみさんの部屋への侵入を試みるも、「天岩戸」の結界と謎のゲームで徹底抗戦!ささみさんの「デレの部分」を攻略し、『ささみポイント』を貯めろ!?相変わらず弱く、迷って、がんばれないささみさん。そしてその混乱に乗じて現れる「敵」。「ねぇあなた―過去を変えたい、って思ったことありません?」誘惑と後悔、決断と絆―。特別編も収録、一気呵成のシリーズ第3弾。