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基本ライトノベル

ライトノベルについて書くブログだったはずだけど日記のブログだよ

ハイスコアガール

漫画だが。おもしろかった。構図が毎回変てこでおもしろいのです。ストーリー的には別におもしろくもないのだが(無口で素直になれない女の子とガキの男の子が近寄っていく話)、ゲームを題材にしていることが各所でいい味を出している。逃避としてのゲームという側面を書きながらも、どこまでも真剣にゲームに取り組み、ゲームの素晴らしさを書き上げている部分であったりね。僕自身はゲームの嫌いな子供で、今はゲームが嫌いな大人なのでなぜ他人があんなにつまらないゲーム(正直、勉強をするよりゲームをやらされたほうが苦痛だ)に熱中しているのかさっぱりわからないんですが。

いや、面白いゲームもあるけど僕の場合それって対人戦限定なんだよなあ。結局人との駆け引きが楽しいのであってシステム相手に戦ってレベルあげて〜ってアホか、って思っちゃうのですよ。でもたぶん想像力がないからだろうな。おとなになってゲームをやらなくなる人が多いのは、やはりドラクエのような世界でスライムを倒している場面をリアルに想像する力が失われていってしまうからではないか。結局「どれだけその世界観に自分を入れ込めるか」ってのが、よいゲームの条件なのだと思うのですよ。

とはいうものの本書で描かれるゲームのすばらしさは多様だ。少しずつ上達していく過程、倒せなかった敵が倒せた時の快感、ライバルとの死闘、ストーリーへの肩入れ、古き良きゲーセンのがやがやした不良っぽい雰囲気、負けた相手が殴りこみにくる修羅場、そうした「現実でのやり取り」まで含めたゲームと人との関わりの書き方が、面白かったのかな。