基本ライトノベル

ライトノベルについて書くブログだったはずだけど日記のブログだよ

だらだらと読み続ける時

ラノベのシリーズ第一巻を読み終える。通常3パターンがこの後に待っている。1.面白いから続きを読む。2.あまりにもつまらないので読むのをやめる。3.その中間ぐらいなので読み進めるかやめるか迷う。1と2はわかりやすい。決断も早い。だいたい僕はつまらない作品は読み切らないので、お金的には大変な無駄なのだが時間的コストは最小に抑えられる(読書において最大のコストはお金ではなく時間である)。問題は3にあたった時で、この判断が難しい。

その後の伸びしろがあるならば、面白くなるならば、読むのをやめるとせっかくの機会を逃すことになる。かといって果敢にチャレンジして、次巻を読んだ時も3のような状態だと、一度「次巻を読む」という決断をとってしまっているが為に、後にひけなくなってしまうのだ。人間が自分の選択を「正しいことだった」と自己解釈し、自分に都合のいいように(次でもっと面白くなるはず)現実をねじ曲げて、「なんか微妙」と思いながらも読み続けてしまうことになる。

「惰性で買っている」などとは漫画に対してよく言われることだが、そのアホみたいなメカニズムは自分の選択を途中でミスだったと客観視できない心理的要因からきているのだ(たぶん)。だから一巻目を読んだ時に、3の状態になった時というのは判断が一番難しい瞬間だ。つい最近で言えば『龍ヶ嬢七々々の埋蔵金』がこれに当たる。

僕は迷った。うん、正直言って、一巻はあまりおもしろくはない……。ラブコメに特化しているわけでもなければ、謎解きが格段面白いわけでもなく、世界観が魅力的なわけでもなければ、怪盗と探偵という魅力的な、一方でイメージが固定化されアレンジが難しいモチーフが使いこなせているわけでもなく(完全に滑っていると思う)まあとにかくあらゆる要素が微妙なのであった。

そしてKindleで買える3巻まで結局読んでしまったが……特に印象が変わることもなく……。結局、教訓としては最初に3のパターンにいきあたった時は素直に続きを読むのはいったん諦めておいたほうがよさそうだ。いったん読むのをやめても、日々過ごしている間に「おもしろいよ」という情報が入ってくることもある。意外とアニメ化したりもする。そうした事をきっかけに、また読み始めればいいのかもしれないな。