基本ライトノベル

ライトノベルについて書くブログだったはずだけど日記のブログだよ

六花の勇者

二巻の途中。どうにもピンとこないけど、おもしろい。なにがピンとこないのか。

ファンタジー世界で、六人の勇者がいて、しかしそこになぜか七人の勇者がいる、偽物は誰だという話なのだが……。ミステリィ仕立てになっていて、そこには聖者の力や凶魔というモンスターといったファンタジー能力が関わってくる。そういうファンタジー能力を前提としたミステリィは数が結構あると思う。僕はたぶんこれが初めてだけど。で、読んでいて思ったのが段取りがめんどうくさいな〜〜ってことなんだよね。

ファンタジーでミステリィをやろうとしたら前提条件を整えるのに大量に説明をしなければいけない。現実でも「密室であること」を証明するのは段取りがめんどくさいのに、ファンタジーでやろうとしたら「こういう裏技的な魔法はありません」「こんな魔法もありません」と聞いてもいない設定をぽんぽん語られて、まあついでに世界設定の説明になっているのだからちょうどいいのかもしれないが、「めんどくさいな〜」と思ってしまう。で、いざ事件がおこったり駆け引きが始まってみればそうした魔法やロジック的な部分以外での穴が出てきたりして「あのめんどくさい段取り以外のとこで穴がでちゃってんじゃん!」どうにも釈然としない。

とはいえおもしろい。まず集団戦が書かれているのがおもしろい。集団戦って漫画より小説のほうがよほど書きやすそうだけど、なんかあんまりみたことがない。書くのは簡単だけどわかりやすく書くのは難しいからかもしれない。六花の勇者はそのへんかなりうまい。なにがどう、というところまでは読み込んでないけど。まだこれから二巻と三巻を読むのでその辺中心にみていこうかな。あと……あとなんかおもしろいところあるかな……。