基本ライトノベル

ライトノベルについて書くブログだったはずだけど日記のブログだよ

物事を単純にしてはならぬ

下書きみたいな感じで。

物事を単純に考えてはいけない。AかBか、体罰に賛成か反対か、イジメは誰が悪いのか、線路で5人轢き殺すルートと1人轢き殺すルートのどちらかしか選べない時どちらを選ぶのか。ユダヤ人の虐殺が起きたのはヒトラーの責任か、共産主義はすべてマルクスのあたまのなかで生み出された幻想だ、と、そうやって原因を単純化、問題をAとBの二つにまで単純化するとすごく物事というのはわかりやすく思えてくるが、現実を反映してはいない。偉人が世界を動かしてきたようにみえてもそれはわかりやすく頂点にいたというだけでその背後にはその状況を創りあげた社会がある。

そしてAかBかと制限された問題というのはテストの中にしか存在しない。サンデルが言うようなわかりやすい正義論はどれも耳心地が良いがどれかを採用してどれかを採用しないという形での唯一絶対の正義は存在しない。ただできるのは世の中に存在する不正義を(たとえば飢え、たとえば貧困、不平等)一つ一つていねいに、何より具体的な実行力でもって潰していくことだけだと思うし、正義の問題に限った話でもない。