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基本ライトノベル

ライトノベルについて書くブログだったはずだけど日記のブログだよ

最近読んだ洋書

洋書しか読んでおらぬ。なかなかねー、どれもおもしろいんですな。

最近はまっているのがCharles Yuという作家で、検索すると凄い不細工な男が出てくるのだけど(失礼極まりない)、これが書く小説がおもしろい。なにしろデビュー作でアメリカのSFの年間ベスト2位に入るという新進気鋭だ。SF作家なのだが書くものがどれもメタメタしく、あるいはヲタっぽい。Third Class Superheroという短篇では落ちぶれてその辺のアルバイトをやっているおっさんがヒーローになる様を書いたり、Sorry Please Thank Youという短篇集ではオンラインゲームの話があったりする。これもまたネタが面白いのだ。

Sorry Please Thank Youという短編集でいちばん面白かったのがYeomanという話で、ギャラクシー・クエストというか、不運なスタートレックというか、そんな感じの壮大な世界観をこじんまりした人間関係に落としこんで、かつ展開的には「決して帰れないミッション」に行くことになっちゃって嫁さんとは結婚したばっかだし子どももできちゃったしどうしたらええねんうわーん! という絶望感からの、嫁無双で燃える。

この短編に限らず、どうにもよく馴染むと思ったらどれも日本的というかオタク的な感性で書いてるんだよねえ。Comic的というのかもしれないけど。Third Class Super Heroの惨めなアルバイターがヒーローとして覚醒するとかべったべったやし。そういうベタも面白いのだけど、一周回してメタにさせるのも面白い。まあメタなのは英語力不足であんまりよく理解できてないんだけど。

ノートに自分宛で書いたら多次元宇宙に存在する別の自分が返事を書いてきて最終的には収拾がつかなくなるぐらい多くの自分にノートで檄文を飛ばす短編が面白かったがあれはなんてタイトルだったかな。

まあそんな感じで。次は何を読もうかと考えていますが、How Google Tests Softwareをざっと流し読みして(僕いちおうシステムエンジニアなんで……)、その合間にニンジャスレイヤーを読もうかな。ライトノベル熱はすっかり消えてしまいました(残念すぎる。)。そしてその後にはずっと読みたかったコニー・ウィリスのALL CLEARを読むんだ……。もしくはThe Long Earth。もしくは……。

コニー・ウィリスは話を動かす一流の技術者なので一度読んでおくと良いですよ。