基本ライトノベル

ライトノベルについて書くブログだったはずだけど日記のブログだよ

最近アニメ化したライトノベルを一個一個レビュー

そろそろブログ名を基本日記に変えたほうがいいんじゃないかと毎日考えつつ、たまにはライトノベルサイトっぽいことをしてみる。あんまり読んでいる気はしなかったのだが、最近アニメ化されたライトノベルをほとんど読んでいる(一巻だけかじったなど多数)ので超主観的な感想をだらだら書いてみる。何がアニメ化されたのかはここを参照している。⇒ライトノベルのアニメ化作品一覧 - Wikipedia 期間が突然ソードアート・オンラインから始まっていることに、特に理由はない。

あとあくまでライトノベルの方のレビューであって、以下に並べた中でアニメを観た奴は一作もない。

2012年 ソードアート・オンライン 川原礫 電撃文庫 A-1 Pictures
⇒個人的には大好きな作品。SFファンからは馬鹿にされているといった風潮もあるようだが、僕はSFファンこそ読むべきだと思っている。感想も書いたことがある⇒ソードアート・オンライン - 基本読書

2012年 ココロコネクト 庵田定夏 ファミ通文庫 SILVER LINK.
⇒たしか最終巻一歩手前ぐらいまで読んでやめた……。細かい心の動き(好きだ、とか嫌いだ、とか迷惑かけたくない、とか)が詳細に描かれていて最初のうちは楽しかったが、途中から重くなっていって飽きてくる。「てめーらの恋愛がどうなろうがしったこっちゃねーわ!!」と最終的に投げ出す。というかそんなことラブコメにいったら終わりだろ。ここで同じような感想を一度書いた。⇒KindleStoreにあるライトノベル - 基本ライトノベル

2012年 境界線上のホライゾンII(第二期) 川上稔 電撃文庫 サンライズ
⇒さっき簡単な感想を書いた。⇒休日 - 基本ライトノベル 終わりのクロニクルや都市シリーズで今までは設定だけが緻密に組み上がっていって、読者の世界観から「浮いて」いたのが境界線上のホライゾンでは現実世界の歴史を下敷きにしたおかげで、彼の設定の凝りが一般層まで普及しうるレベルまで「降りて」きた作品。ぼくは大変好きですね。

2012年 織田信奈の野望 春日みかげ GA文庫 Studio五組、他
⇒2巻までしか読んでいない。あんまり……。なにがあんまりだったのかな、とマイナス要素を考えるよりかは、惹かれるところがほぼないというプラスのなさで印象が残らない作品。

2012年 さくら荘のペットな彼女 鴨志田一 電撃文庫 J.C.STAFF
⇒これはかなり好きな作品で、何度か感想も書いている。⇒さくら荘のペットな彼女(8巻時点の感想) - 基本ライトノベル 共同生活ものの魅力 - 基本ライトノベル 2人女の子に言い寄られちゃってどーしよ!? ってところにみんなそれぞれ創作を本業としたい人間が集まり共同生活するっていう状況が大好きじゃ。

2012年 お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ 鈴木大輔 MF文庫J シルバーリンク
⇒まあなんか凄まじく王道というか、コテコテのハーレムラブコメみたいな作品で、すごいのがイベント数が異常に少なく「掃除」とかだけで延々とページ数を費やしたりする。その間何をやっているのかというと延々と主人公とヒロインが喋っているだけだ。一同にかいして、というわけではなくヒロインが一人ひとり主人公の前にきて二人っきりで話すという体裁を延々と継続するので読み続けると「もう、いーかげんにいせーや!!」とツッコミたくなることうけあい(だがなかなか好きだ。)

2012年 中二病でも恋がしたい! 虎虎 KAエスマ文庫 京都アニメーション
⇒あ、読んでない。

2012年 猫物語 (黒) 西尾維新 講談社BOX シャフト
⇒このころの西尾維新さんはかがやいていた……。今の物語シリーズは……うっ……。 ⇒猫物語 (白) - 基本読書 あるいみ物語シリーズの転換点。延々とくっちゃべるアララギさんは影に消え、羽川さんが表に出てくる時、物語が動き出す。しかしこれ2010年か……。

2013年 GJ部 新木伸 ガガガ文庫 動画工房
⇒これも好きな作品。感想はこことか⇒GJ部 - 基本ライトノベル こことか⇒追記:GJ部の徹底した盛り上がりのなさについて - 基本ライトノベル ⇒睡眠導入剤としてのGJ部 - 基本ライトノベル 「あえて盛り上げない」というドラマを切り捨てた思い切った手法と、それ以上に「4コマ小説」という形式を導入して、それが成功している。

2013年 ささみさん@がんばらない 日日日 ガガガ文庫 シャフト
⇒なかなかおもしろくて六巻までは読んだのだが、そこで読むのはやめたのだが。感想はこちら⇒世界征服をする理由 - 基本ライトノベル ⇒神話を下敷きにしたはなし - 基本ライトノベル ⇒ささみさん@がんばらない (ガガガ文庫)  3巻まで - 基本ライトノベル

けっこう書いているな。読んでいるといろいろ思うところのある作品ではある。素材が多いからかな。神話を素材にしたり、オンラインゲームの世界を書いてみたり、世界征服を狙う組織が出てきたり。とにかく物語がよく動く。そして動くための基盤として神話を下敷きにしているのがよくできている(どんなに突拍子もない動機でも神話だから、宗教だから、ということを理由にすると納得しやすい)。

2013年 僕は友達が少ないNEXT(第二期) 平坂読 MF文庫J AIC Build
⇒いちおう最新刊まで読んでいるんだが、あんまり何か書きたい欲が出てこない話なんだよなあ。なんでなんだろう。語り甲斐がある緻密さではあるのだけど……まあいろんなひとがかいてるし評判もすでに定まっているから特に何も書かなくてもいいでしょう。

2013年 俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる 裕時悠示 GA文庫 A-1 Pictures
⇒つらいタイプの話。露骨に「こういうのが好きなんだろう」とぐりぐり頬にナイフをつきつけられているような作品で、むしろ読者が怒り出さないのか?? とひやひやしながらちょっと人の感想を漁っていたらそういう人は見当たらなかった。

2013年 生徒会の一存 Lv.2(第二期) 葵せきな ファンタジア文庫 AIC
⇒これも読んだのがだいぶ昔だなあ……。面白いが、特にいうこともない。というか、いうほど覚えてない。

2013年 問題児たちが異世界から来るそうですよ? 竜ノ湖太郎 スニーカー文庫 ディオメディア
⇒読めなかった。なんとか2,3巻までは読んだんだが……。異世界に現実世界から超すげえ能力もち(ただし人格に難あり)がいくという状況にはわくわくするものがあるものの、どうにもゲームルールとか、能力の設定なんかの詳細にわくわくしない……。ノーゲーム・ノーライフは大好きなのだが、差異はどこにあるのやら(書きたいことはあるが、無根拠なこきおろしになってしまいそうなので書かない)。

2013年 百花繚乱 サムライブライド(第二期) すずきあきら HJ文庫 アームス
⇒読んでないなー。

2013年 はたらく魔王さま! 和ヶ原聡司 電撃文庫 WHITE FOX
⇒4巻まで読んでそれ以上読むのはやめた。感じていた面白さの軸と、これから先物語が進んでいく方向がズレていく感覚があったから。これにかんしてはけっこう詳細に書いている⇒はたらく魔王さま3巻まで - 基本ライトノベル はたらく魔王さま4巻まで(完結 個人的に。) - 基本ライトノベル でも3巻までは本当に面白かったんだけどなあ。

2013年 変態王子と笑わない猫。 さがら総 MF文庫J J.C.STAFF
⇒けっこう好きな話。たしか読んでいた時に出ていた最新刊までは読んだはず。ただおもしろさを言葉にしにくい作品である(個人的に)。なんなんだろうな、これ……。

2013年 デート・ア・ライブ 橘公司 ファンタジア文庫 AIC PLUS+
⇒1巻で脱落。何がウケているのかよくわからず。

2013年 やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 渡航 ガガガ文庫 ブレインズ・ベース
⇒評価している。感想もかいたことがある。⇒やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 - 基本読書 周囲と合わせず、ひとりっきりで過ごすそのことが「楽しかったんだ」ってはっきりと主人公が言い切っていることが新しいし、そしてこちらのほうが当たり前の価値観だと思う。友だちがいて遊ぶのもいいだろう、でもひとりでいることがそれより価値がないとか、ダメなことで反省すべきだというのは間違っている。

あと作劇としても非常にうまいですね。ちょっとテーマとラブコメの方のバランスがこのあとどうなっていくのかわからないけど。うまいこと設定を掘り下げていけるんだろうか。

2013年 俺の妹がこんなに可愛いわけがない。(第二期) 伏見つかさ 電撃文庫 A-1 Pictures
⇒俺妹の主人公である京介は自我がない。障害があればそこに向かって障害を排除するようにプログラムされた存在にすぎない。そういう意味で言えば上条当麻と似通っているというどうでもいい話を書いた⇒にっき:俺の妹が〜について - 基本ライトノベル ⇒にっき - 基本ライトノベル

7巻でそうした主人公の空虚さに耐え切れなくなって読むのをやめる(あれはないだろう……) 。といっても構造的には非常にシンプルで、各巻にはそれぞれ読み応えがあって面白い。学校コミュニティがあり、オタク同士コミュニティがあり、芸能コミュニティがあり、ペルソナ3とか4みたいに主人公がそうしたコミュニティを巡礼してイベントが起こるって構造なんだよね。これを達成するために京介はほぼ自我がない空虚な存在になってしまったわけだが、そのかわりにそうした「いろいろ状況がうつりかわる面白さ」はある。

2013年 RDG レッドデータガール 荻原規子 スニーカー文庫 P.A.WORKS
⇒まあさすがにというか、荻原規子さんはベテランなので素晴らしい出来ですよ。RDG レッドデータガール - 基本読書 思春期で、うじうじした女の子だが超すごい能力持ちであるという設定の中で、「普通にどうしたってなれない自分」を受け入れていくまでの物語でもある。

2013年 這いよれ! ニャル子さんW(第二期) 逢空万太 GA文庫 XEBEC
⇒30ページ読んでギブアップ。こういうノリについていけない。似たようなのだと、寄生彼女サナみたいな話。あれも30ページでギブアップ。なにについていけないのかはよくわからない。ハイテンションなノリが要因のひとつなのは確かだが、ハイテンションノリでオタクネタを乱発(というか、設定もなにもなしにそうしたことを当然のようにやることか)されるのがあまり好きではないのかもしれない。

つかれた……。好きな作品をけなしていた場合は申し訳ありませんでした。