基本ライトノベル

ライトノベルについて書くブログだったはずだけど日記のブログだよ

さっかーとぐんしゅう

さっかーしてるみたい。

さっかーにうまれてこのかた興味をもったことがないのでどうでもいいのだが、時折人々がさっかーに沸き立つのは邪魔なのでやめてほしい。

一度ネカフェに泊まった時のことだ。まわりじゅうの席が俺たち友だちだぜ! とばかりに大声でサッカーの応援をしていて寝れなかったことがある。危なくなればわーきゃー。点が入ればうおおおおお。あのねえ、普段だったら君たちはおとなしい日本国民であるはずなのに、なぜとつぜん男達が球を蹴り合って、球がネットに入ったかかすったかしているだけで、当たり前のマナーを忘れてしまうのかね? はやく落ち着いてヘッドフォンをつけてわーきゃーは普段のようにTwitterにでも書けばいいのではないかね? と言いたかったが僕にそんな勇気があるはずもなく「うるさくてねむれないよう……しくしく……」と思いながらがんばって寝た。

しかしまあこれはさっかーに限った話ではなく、人間というやつは群れるとそうした羞恥心や当たり前の常識がなくなるのである。赤信号みんなで渡れば怖くないということだ。僕がライブを心の底から嫌悪しているのも、あれは人間を無知蒙昧な群衆に変えるからである。ライブなんて狂った人間どもの集まりで近寄りがたい。コミケも同様だ。一人ならしないような恥ずかしい格好や言葉遣いを、オタクというやつは群れるとなぜか平気でやりだす。

群衆には一般的に言って3つの共通点がある。

1.単に大勢の中にいるというだけで、不可抗力な力を感じるようになる。さらに単独であるならば絶対にしないようなこともするようになる。コミケとかオタクの集まりみたいにね。
2.精神的感染。感情や行為が感染しやすい。ライブが嫌いなのはみんなやたらとテンションが高くてキモいからだ。僕はどんなに好きなバンドの音楽でも座って聴きたい。
3.は暗示を受けやすいということだ。群衆の中にいると感情的になり論理性をなくしたやすく扇動される。

そして厄介なことにそうした一体感というやつは人に多幸感を与えるらしい。本当に迷惑な話だ。僕はさっかーはどうでもいいがさっかーに乗じて群れる人間が嫌いだ……というと語弊があって、指向性をもった「群衆」が嫌いなのだ。ライブやコミケは近づかなければ済む話だがマナーを守らないさっかー好きの群衆は街の至るところに存在していて本当に迷惑している。ということでさっかーを集まってみる方々にはあくまでも普段からやっているのと同じようにマナーを守ってさっかーをきらいな人間から離れて楽しんでいただきたい。

群衆とは関連している別の話だが……。人は自分以外の人が複数人同じ意見を持っていると、その結果に影響をうける。たとえば3本の線A/B/Cがあったとして、明らかにCが一番長かったとしよう。「一番長いのはどれ?」と聞く。一人だけに聞くとまず間違いなくCと答える。しかし三人に対象を増やして、最初の二人にはわざと中くらいの長さであるBが一番長いと答えてもらう。すると三人目の何も仕掛けていない人間までCと答える確率が大幅に増えるのだ。何%だったかは忘れた。50%は超えていたと思う。

もちろん「なにかおかしいな」「あきらかにCがいちばんながいだろ」と心のなかで思っていたには違いないが、特段波風をたたせたくなかったという事情だってあるだろう。とにかく表出的な結果としては明らかに間違っていることでも自分以外の幾人かがその意見に賛同しただけで自分も影響を受けるのである。群衆というか、自分以外の人間はすべて自分に誤ったイメージを与えることがあることを意識するべきだろう。システム開発、運用などをやっているとよくそのことを痛感する。「あれ、なんかおかしいなあ」と思うが「でもこんなあからさまなミスに誰も気が付かないはずないよなあ。わかっていてスルーしているんだよなあ。口に出して厄介事に巻き込まれても困るしなあ。」とぼんやりスルーしているとあとあと大問題になったりする。

自分がCが一番長いと気がついている状態ならまだいい。しかし小さい企業なんかだと、謎の理屈が支配されてそれが当たり前かのようにまかりとおっていることがある。そうした意味不明な理屈が受け入れられないのを自分のせいだと勘違いしている人間を3人ぐらい身近で見てきた。そしてそうした事例はネットでも見られる。僕から見れば正しいことを言っているのに、ネット上で声のでかい数人から批判されて「私は間違っているんだ……」と落ちていく人達がいる。

集合知などもあるし(牛の体重を何十人にも予想させるとその平均値はほぼ正しい値になる)、そもそも殆どの場合は他人が多数決で判断したことは正しいのだから、思考のショートカットとして使うには勿論いいのだがあまりうのみにするのも禁物だという話(めちゃくちゃ常識的なところに落ち着いたな。)