基本ライトノベル

ライトノベルについて書くブログだったはずだけど日記のブログだよ

いんせき

2013年2月、ロシアのチェリャビンスク州に隕石が落下して大いに世界を騒がせた。

映像を観て驚いた人もいただろう。ぼくも驚いた。わお、なんじゃあこりゃあ、ってかんじ。15−20メートル級で威力としては通常原子爆弾を超えるぐらい。あんまり隕石が降ってくることなど真面目に考えたことがなかったがまさに現実に起こりうるし、場合によっては街がひとつ壊滅するどころか人類が終わる可能性があるのでたいへん恐ろしい。核爆弾が起こらなくてもとつぜん何の前触れもなく落ちてきた隕石によって死んでいるかもしれないのだ。まあそこまでいくと個人では対策のしようがないからどうでもいいんだけど。

なんでいきなりこんな話をはじめたのかといえばNASAが先日地球近郊(地球の軌道上に近づく可能性がある距離)に1万個目の小惑星、もしくは彗星を発見していることを発表したからだった。⇒Ten Thousandth Near-Earth Object Unearthed in Space | Space もちろんこの一万個すべてが地球に致命的ダメージを与えるわけではなく、1キロを超えるものは全体の10%ほどだそうだけど、それでも千個か〜。しかもまだまだ発見されるんだろうから隕石が落ちてくる脅威ってのは現実的なものだ(ロシアに落ちたし)。

じゃあぼけーっと落ちてくるのを待っているしか無いかといえばそうでもなく、もはや近郊にある小惑星の1キロメートル以上のものについては90%以上をリストアップ済みで、それ以下のものについても探索が進んでいるのでいきなり我らが地球が起きたら灰にまみれた太陽の光の届かない星になっているということはない。問題は即死級の小惑星の軌道が実際に地球に向いた時だが……。

NEOShieldというヨーロッパのいくつかの国と、ロシアアメリカからなる組織によれば小惑星の軌道を変える手段が主に3つある。1つは重く、早く動くスペースクラフトをビリヤードの球つきのようにして小惑星にぶち当てて軌道を変える方法。2つ目はスペースクラフトを今度はぶち当てるのではなく小惑星の近くに停止させ、徐々に重力で引き寄せ軌道を安全なところまで誘導していく方法(重力は質量に対して発生するから)。どっちも無理なぐらい相手がでかいか、気がつくのが遅すぎた場合、最終手段としての3つ目は核で吹き飛ばす。

うーんSFだなあ。僕が夢にまでみたSF的な作戦が現実的に考察されていて胸が熱くなるなあ。現代は楽しいよなあ。できればもっと何百年何千年もあとにうまれてきたかったけど、少なくともペストの時代とかにうまれなかったことには感謝しなければならない。あと日本に生まれたことにも。ちなみにすべてが失敗したりすべてが手遅れであると判断された場合にはとうぜんながら最終手段「脱出」が選択される。願わくば自分が死ぬまでそんな目にあいませんように。