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基本ライトノベル

ライトノベルについて書くブログだったはずだけど日記のブログだよ

雑記

The Economist

風立ちぬのレビューが溢れかえっていて賛否両論、やや賛が多いか、ぐらいが観測範囲内なのだけど、言っていることが見事にばらばらでちょっとおもしろい。いちばんよくわからないのが「庵野がダメだ」という意見で、まったく違和感がなかった僕としては「へえ、そうなのか」という感じ。まったく違和感がない人と違和感がありありの人は同じ物を聞いているはずなのにこれだけ反応が違うということは、きっと「求めているもの」がちがうんだろう。僕はぼそぼそと喋ったり何を言っているのかよく聞こえなかったり声のトーンが一定だったりといったいわゆる演技ができていない声にたいして、まったく違和感を覚えない。むしろなんでアニメのキャラクタはあんなに声がうるさいんだ? と思う。

声があれでは許せない人もいるんだろう。何を求めているのか人それぞれ、って感じ。けなしている方も言っている意味がわからないものが多いし、褒めている方も「それは仕事にいきる堀越二郎に感情移入しすぎて幻想をみているのでは‥‥」と言いたくなるものが多い。けなしている方なんか、「飛行機がいっぱい飛んでいる映画かと思ったら飛んでいなかった、がっかり」みたいな「うわーバカみたいなこといってるなー」というものがあって笑ってしまう。まあ、映画なんてものは観に行くまでは何が出てくるかわからないから、「牛丼が出てくると思って行ったのにラーメンが出てきた! 金返せ!!」となるのもわからなくはないけどさ。

昨日出たThe Economistには風立ちぬのシネマレビューが載っていて、まあ単なる紹介記事で、特別な批評が盛り込まれているわけでもないのだけど最後にこうある(はしょって簡単に要約しています)。『映画は議論の嵐を巻き起こした。保守派からは、宮崎駿は政治に関わるべきではないという反応がある。悪いものでは、いくつかの声として映画はゆっくりとしたスタイルで派手なシーンが欠けており退屈だという。宮崎の映画は個人的なものに感じられる。(中略)A swan song(引退前のプロフェッショナルな作品)、芸術的かつ政治的である”風立ちぬ”はそうした批評家達の数々を超えて高く舞い上がっていくかもしれない。』批評の数々は読むに耐えないけど作品とはあんまり関係がない。