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基本ライトノベル

ライトノベルについて書くブログだったはずだけど日記のブログだよ

楽しいね

ロボット、AIに関する日々新しいニュースが出てくる今、若い世代によりフィットするのは現代小説というよりかはSF小説のような気がします。現代を捉えるために既に現代を書いていては間に合わない時代というか。しかし近未来ほど書くのが難しい。2030年付近を書いたイーガンのZendegiを読んでいるところなのですけど、イーガンも若干この近未来という設定を持て余し気味に見える。というのも、全然未来じゃないんですな。VRを使った実体験ゲームが一般的になっていて、そこから脳みそをスキャンしてアップロードして……それって大丈夫なの?? っていう話なんですけど、それ以外の部分がまるっきり現代。車は自分で運転しているし、相変わらず人は死ぬ。ちょっとした未来要素としてガジェットの操作がジェスチャーによって行えるようになっているのだけど、それぐらいなのです。

しかし近未来を書く方法も様々だし、目的も様々だから否定的に語る訳にはいかないか。たとえば今回のイーガンの場合は、目的はあからさまに脳をアップロードしたい、そこを書きたい、っていうだけの理由で近未来に設定しているわけで、あんまりそれ以外の部分を書くと余分なテーマが入り込んできてしまうわけでしょう。AIとかロボとかまで存在している世界にしてしまったら、そこも描かないわけにはいかないから。だから表現的にはまったくもって正しいように思える。そもそもSFは別に未来を予言する為の形式ではないわけですから。

宇宙開発

中国の宇宙開発 - Wikipedia
中国の宇宙開発は淡々と目的とする技術を試し、蓄えていっているという意味で堅調ですね。技術開発のお手本のような進め方ではなかろうか。それが周囲の国々にどういう結果を産むかは別として。第六大陸は現実になるか? - 基本読書 こんな記事も書いたが、中国はひとまずおいておくにしても宇宙開発は商業資本が入ってきたこれからが本番という印象。飛行機も列車も自動車も最初は国の資本によって始められたが、爆発的な発展を遂げるのはいつも市場が参入してきてからだった。

ノックス・マシン

法月綸太郎著作。このミステリーがすごい一位作品。いうまでもなく一位だから読んだけど、ミステリー愛がないとなかなかキツイ作品である。それ故にこのミスで一位は納得なんだけど。誰もが疑問に思うであろうことに適当に科学っぽい言葉をまぶして煙にまくようにして意味付けしてやろうという短編で理屈のこじつけっぷりとそれでもそれなりにまとまっているのを楽しむ作品。綺麗に割り切れるのでそれはそれ、短編としての楽しさは十全にある。

リトルバスターズ

アニメ11話視聴。うむ。うむ。たいへんいいものだが、尺がどうとか以後の問題で、文章をアニメにしたときのどうしようもない違和感が消せていない。こういうのってどうしたらいいんだろうな。原作準拠とかぬるいこといってないで違和感があるなら(こんなもの作ってる側がわからないわけない)なんとかしてもらいたいものだけど、きっとそこには無理な理由があるんだろう。麻枝准作品というのは毎度奇跡的なことが起こるが、奇跡を起こす前に「もう奇跡でもなんでもいいからこいつらをなんとかしてやってくれ」と読んでいる側に思わせるほど主役に感情移入させ、その後に悲惨な状況に叩き落とす過程がある。最終的にやってくる救いがなんら説得力をもたないものであっても受け入れてしまう力技だ。その力技っぷりと、技術の洗練はリトルバスターズでついに極まったと感じる。AngelBeatsはまたちょっと違うんだけどね。僕はあのアニメ、大好きだった。

年末の読書

毎年年末年始は家から一歩も出ずに延々とこたつに入って本を読み続けると決めている。そのためにはできるだけ長大な、一週間ぐらいかかりそうな長編巨編を読むのだがそのセレクションをするのが毎年楽しい。前年はピンチョンの逆光だった。今年はジョージ・R・R・マーティン氷と炎の歌シリーズにするのだ。第一部を既に読んだが傑作で、そして第三部がさらにすさまじいらしい。はやく読みたい。完結していないのだけがネックだが。

最近思いついたことを毎日書いていく形式にしようと思って続けているのだが、ツイッターに書け的なトピックスの連続になっているようにも思う。まあブログに書いたほうが平和でいいでしょう。誰も読みに来ないし。