基本ライトノベル

ライトノベルについて書くブログだったはずだけど日記のブログだよ

人生 第六章

まさか……まさかこんなものがアニメ化してしまうなんて……。

好きなのだが。好きなのだが、何一つアニメ化して面白くなるような要素がない。というかそれ以上にアニメ化が可能なぐらい売れていたことがびっくりだ。部活に投げ込まれたお題を全員であれこれ考えてそれなりの解答を返すという本当にそれだけの作品なのだが……。六巻にいたっても部活動の面々における会話が友人っぽくならないのがすごい。こいつら絶対休日とかに一緒に遊びに行かないよなと思わせるような分裂。これまでまるでなんの関係も進展していないように見える上に、どんな天変地異が起ころうともこいつらが仲良くなることなんてありえないだろうなというぐらい断裂した形で描かれていて(実際は関係は進展しているのだという描写があるが全然そのようには読めない)笑える。

普通ラブがコメったり部活なんかやっていたら人間関係というものは変化していくものだが恐ろしくそっち方面の描写がド下手糞なのかはたまた元からあまりやる気が無いのか、そういった面での魅力が皆無である。仲の良いチーム、友人関係といった間柄がひょっとしたら書けないのかもしれない(前作もまるでそういったほんわかした関係性はなかった。書こうとしている形跡だけはあった)。パロディをほとんど使わないのもまた特殊で、純粋にギャグセンスのみで中央突破している珍しい例。

実際ライトノベル群と呼ばれる作品の中でコメディ寄りでパロディに頼らない作品がどれぐらいあるのかはわからないが、明確にその方面で狙っているのが珍しいタイプであるのは確かだろう。