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基本ライトノベル

ライトノベルについて書くブログだったはずだけど日記のブログだよ

虐殺器官とハーモニーアニメ映画化

だそうで。アニメと原作はまるで別物だという立場なので、原作なんて無視して自由にやってもらいたいところだが、無理でしょうね。そして原作通りであるなら、観なくてもいいかな。そりゃ押井守が監督をやるってんなら別ですよ。All you need is killが大成功して時砂の王も大成功してGarmが大成功したら押井守がハリウッドでハーモニーをやるラインが出来上がるかもしれないのでアニメ映画化なんてまだまだ序章ですよ。

問題はもうこの盛り上がりを見ることが嫌で嫌でしかたがないことなんですけどね。お前も加担しているじゃねえか、と言われるとどうしようもないのでこうしてひっそりと隠れて書いているわけで……死が最大限売り物として活用されていく様は気持ち悪いものがあります。グロテスクですよ。伊藤計劃を超えろフェアとか新宿でやっていて目を疑いました。超えるも何もそこに並べられている作家の作品たちはみなそれぞれの持ち味でとっくに伊藤計劃を超えていますから。売上では超えていないだろうけれども。

もちろん──売る側がそれを使わないはずがない理屈もわかる。僕だって書店員だったり、出版社の人間だったらそれをこれでもかと嫌味なぐらいに押し続けるだろう。それでこそ届く客というものがいるはずで、それもまたひとつの正義である。ところが結局、作家の死で売るというのは、作家の作品の上に「作家物語」を乗っけて売るということであって、その「メタ物語」をうまく演出してくれればいいんだけどね。伊藤計劃を超えろフェアみたいなものが開催されることについて虫唾が走るし、公式サイトのわけのわからん音声がひたすらに不快なのは、あれが質の低いフィクションだからだ。もうちょっと……ちゃんと演出してくれませんかねえ……という。