基本ライトノベル

ライトノベルについて書くブログだったはずだけど日記のブログだよ

笑っていいとも

珍しく時事ネタ。特大号。しかし一線で今まで戦っている芸人たちの能力というのはやはり異常に高いんだなと思わされる面子と能力だった。空間制圧力というか、時間制圧力がずば抜けていて、みなそれぞれの個性、職人性みたいなものを一番発揮させるのがどういうところかをよく弁えているように見える。いってみれば他人とのズレ、その人だけの個性こそが商売道具であるという身一つトーク一つの世界で生きているわけで、随分と過酷なものだなと思う。笑っていいともという番組に対して何一つ思い入れはないのだけど、これでひとつの時代が終わったのだなと実感させる充分な出来事。「誰もが知っているアレ」というのがこうやってひとつひとつ減っていって分断されていくのだろうな。

似たようなことで、The Economistにロボットが未来をどう変えるかといった特集が組まれていて、その中の一文を思い出す。海外の研究者について、なぜロボット研究を志したのかと聞くとみなアシモフと答えるし、日本の研究者に聞くとアトムだと答えるという。ロボットと未来について - 基本読書 たぶん今第一線で、トップとして名前を出して働いている人達の世代が、「みなが共通の原点を持っている」最後なんだろう。いま20代30代のロボット研究者に同じ問いを聞いて、それがみな同じになることはないはずだ(ドラえもんぐらいまでならありえるかなあ。)。

まあそれが寂しいわけでもなく残念なわけでもなく終わりの始まりなわけでもなく、ただそういう時代なんだというだけで、今後はどんどんその状態は進展していくはずだと思う。僕はその行き着く先は、最適な案内と対応を個人個人にしてくれる人工知能との対話が延々と続く「個人の閉じた世界」で、そこがとりあえずの終着点だと思うがこんなこといっても誰も信じないだろうな。でもこれからくるのは間違いなく情報の分散社会であり、その先は分断された社会だ。