基本ライトノベル

ライトノベルについて書くブログだったはずだけど日記のブログだよ

メタメッセージが読めるか

仕事をしていて凄く不思議で難しいことのひとつに「空気を読む」ことがある。

空気を読むにもいろいろあるが、相手に自分の本心、思っていることをそのまま言葉にしないで
別の言葉をいうことで裏に言外の意味がこめられているパターンが難しい。

ようするにその言外の意味が「読めない」と簡単にコミュニケーション不全が起こるわけで、
読むのが苦手だと大変だ。ただこれはメタメッセージを載せる方が下手くそなのか読むほうが下手くそなのかよくわからないことがある。メタメッセージを使うべき時がどんな時なのかまだ考えていないのだが、仕事の場で使うメリットはあるのだろうか。

ぼんやりとした話なので先日あった話をぼかして書こう。
メールで「これこれという作業をやってくれ」ときた。
宛先は僕の上司であり、僕はCCに名前が入っているだけだったのでスルーしていた
(立場的にも上の人間がやることであったこともあるし、そもそも僕は今月で退職するので)。

その後なんだかよくわからないが上司が僕とその件について少し「どうしたらいいかねえ」
と相談する形になって、上司から「こうしたらいいんじゃないかな?」というやりとりが交わされた。
なぜ上司がやるはずの仕事を「こうしたらいいんじゃないかな?」と提案してくるのか
意味がわからなかったので「はあそうですね……」とかわしていた。
ところが定時後帰ろうとした所帰り支度を見て慌てた上司から
「あれはやったのか?」と質問を受けたのだ。

当然何一つやっていなかったどころか何をやれとも言われていないので
「なんのことですか?」と聞いたところ先ほどのメールで着た件であった。
「何一つやっていません。やったほうがいいですか?」と聞いた所
「もういい、俺がやる。」といって怒ってしまった為、これ幸いとばかりにすたこら帰ってしまった。

ようするに「こうしたらいいんじゃないかな?」の時点で上司としては
「お前がやっておけよ」というメッセージを言外にこめていたつもりだったのだろう。
ただこっちはそれを文字通りにしか受け取っていなかったためにコミュニケーションの進行がストップしてしまった。

向こうからしたら意味をしっかりとこめているわけだから無視をされたのに等しいわけで
怒る気持ちも充分に理解できる。一方でこちらとしては仕事をふってるつもりだったら
「○○さん、これをやってくださいね、何時までに」と言葉にするのが当然だろうとも思う。

そもそもやってほしいことがあるのにそれを言葉にしない理由が思い浮かばないので
なぜそんな周りくどいことをするのか理解不能だ。まあ僕にはわからない理由が相手方には
あったのだろうと想像するより他にない。問題なのは僕の周りだけかもしれないがこういうよくわからない、
メタメッセージかどうか判定に困るような事を仕事で言ってくる相手が跡を絶たないことだ。

面倒くさい、わかりづらい、解釈が難しい、メタメッセージを仕事で使うことに
意味などなく、上の立場の人間の心中を察して「こういう意味かな?」とかんがえるのは
あまりにも時間と体力の無駄で疲労だけが積もり積もっていく。

相当うんざりしていた上に今月で退職なので相手を嫌な気分にさせるとわかりきった上で
「じゃ、帰ります」といって押し付けて帰ってきたがもししばらく在職する予定であった場合
うんざりした上でそれを残業してやることも検討しなくちゃならなかっただろう。

評価などは元より考えていないが、怒らせた相手と仕事をその後もし続けるのは
居心地が悪い。ただこういうお互いに言いたいことがあっても言えずに怒りだけが
蓄積されていくのはどちらの側にとってもあまり好ましくないことはいうまでもない。

なかなか対応の難しいシチュエーションだったなあ。