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基本ライトノベル

ライトノベルについて書くブログだったはずだけど日記のブログだよ

ペルソナQプレイ中

 時間があるのでこれまでほとんど手を出してこなかった時間のかかるゲーム系に手を出している。ペルソナQはそのうちの一つ。ひとまずこれを終えたらゲーム系はいったんやめにしてちょっと仕事の準備(とか勉強とか)にとりかかろうと思いながらペルソナQを今日は延々とやっていた。延々と。朝起きてから今までやってさすがに疲れた。いろいろよく出来ていてストレスのないゲームだ。いや、もちろん死にまくるし、そういう意味ではストレスはあるのだけど。UI周りや操作系の方で、「なんでこれができないの?」「なんでこれがないんだ?」という感じの不満点がほとんどないということ。マップも入り口に戻るショートカットの出現タイミングが「あー、ここでいったん休憩してダンジョンから戻って欲しいんだろうな」とちゃんと計算されている感じがしてマップ設計的にもなかなか。

 ペルソナQが届く前にポケモンも途中までやってみたのだけど、初代しかやっていないが随分と簡単なゲームになったんだなあと思った。とにかく死ぬ機会がない。ジムリーダーが弱いし、長丁場は絶対に途中で回復役がいるし、謎解きにはめちゃくちゃ親切なヒントがどこかから与えられる。でも考えてみたら僕がポケモンの初代をやっていたのって小学生のまだ小さい頃だったから、あの時は状態異常がどうとか道具を使うとかすらよくわからずにやっていたので、小学生にもクリアしてもらおうとおもったらこれぐらい親切な方がいいのかなあと思いながらやっていた。

 ペルソナQはしかし敵が強い。難しくはないが、敵がひたすらに強い、硬い。なのでけっきょくザコ敵はひたすら即死系の攻撃を連発して倒し、強敵は毒にするなり混乱状態にするなりしてあとは防御して徹底的に死に待ちみたいな大雑把な二つの戦法が効率と確実性において落ち着いてしまっていて残念なところもあるか。ただキャラクタについては完全に趣味パーティーで番長、千枝、雪子、ゆかり、アイギスというなんだかよくわからない感じ。戦闘はけっこうキツイ。ひたすら戦ってSPが切れたら即戻って保健室、みたいな短距離往復マラソンを走り続けているとさすがに気が滅入ってくる。ゲームをデザインする側としてはどうなんだろうな。RPGの魅力って結局新しく強い攻撃をどんどん覚えていって、強敵をさくさく倒せるようになっていく過程にあるんだろう。

 ペルソナの場合弱点を狙うことの重要性と敵が純粋に硬いので状態異常系に頼ることが多くなるのだけど、この「戦法の幅がひろがる」のはRPGをやるときの面白さに寄与しているんだろうか。いろいろ使える技があって、自分でいろんな戦法をつくりあげていけるのは一見楽しさに直結しているようだけどあまりにも選択肢が多いと選択するのもストレスになってくる。結局のところ大まかな戦法はユーザが選ばなくても自動的に提示され、3つか4つぐらいのところに収束していくのがいいんだろうか。正直言ってどんなジャンルのどんなハードに依存したものであれゲームはそこまで好きではないので事情がありそうもいってられなくなりそうなのでいろいろ考えているところだがまだまだよくわからないことだらけである。

 難易度が高いのはゲームにおいては最近はあまり喜ばれないだろうと思うが、問題は「死んで尚やりたがるか否か」というところにあるのだろう。ようは難易度が高くて死にまくるゲームであってもナニクソ!! と思わせられるのであればそれはいいゲームなのだ。しかしどうやったら人はナニクソ!! と思うんだろう。ひとついえるのは「惜しかった」「あそこをああすればよかった」と思わせるか、死んでやりなおすときのやりなおしが単純作業になっていやしないかというところか。30分かけてやった作業をもう一度全く同じようにやれと言われるとうんざりする。かといって死んでしまって経験値や何もかもが引き継がれたままだと一戦一戦になんの緊張感もない。だからペナルティはだいたいどのRPGの死亡にも負荷されているけれども、どうもこの最適なバランスってのはよくわからないな。

 少なくとも自分がRPGをやっていて最適なバランスだと感じるものはなかなかないものだ。このペルソナQの場合、セーフティモードという一番簡単なモードだと「死んだら即その場でコンティニュー」、つまり絶対に敵に負けないモードがあったりして、人に選べるようにしているが。なにがいいのかよくわからないものだ。システム面だけでなく戦法面であったりが充実していると、「惜しかった」感に繋がりやすいとは思うが、スキル数が増えてくると組み合わせが多くなってその辺のバランスを的確に維持するのは結構難しいのかもしれないな。

 そういえばシナリオはかなり力技というか、20人だかいるキャラクタをよくここまで制御できるな、という感じでおもしろい。20人もいるとキャラがかぶってたり話さなくなる人がいそうなものだが、けっこうわきあいあいと本物っぽく、出番の多寡はあれみんなちゃんと喋っている。ペルソナQのシナリオは木戸梓さんか。この人たしか3ではディレクターだったと思うんだけど、こういう多人数系の会話劇をうまくまとめあげられる能力は小説を読んでいる時とは別の感動があるな。