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基本ライトノベル

ライトノベルについて書くブログだったはずだけど日記のブログだよ

人型ロボット物について

 キャプテン・アースというアニメがニコニコ生放送でやっているので今みているのだが、これも人型ロボットがいる……。アルノルド・ゼロみたいなタイトルのアニメも人型ロボット物だった。白銀のなんちゃらも人型ロボット物だった。とにかく人型ロボット物ばかりで、うんざりしている。人型ロボットがかっこいいっていう感覚がまったく理解できない。人型ロボ物には、人型ロボはかっこいいから少々のファンタジーは許容してくれ、という前提があるからかその前提が共有できないとまったくノレないのだ。もちろんある程度その世界背景なりを綿密に描写していくアニメはそれなりにみれる。パトレイバーとか。それでもかっこわるさだけはいかんともしがたい。

 そもそも人型ロボットとか以前の問題として、不恰好でバランスの悪い人間がかっこ悪いからな。人型ロボットがかっこいいと思う人は胸に手をあてて冷静になってよくみてほしいのだが、本当にかっこいいだろうか? でも人気だ。たぶん本当にかっこいいのだ。なぜ人型ロボットがコレほどまでに人気かといえば、みな人型ロボットに自身を投影させているからなのだろう。自身というか、強化された主人公に。そう考えると人型ロボットはキャラクターなのだから、「人型ロボットかっこわるい」というのは「人間はかっこわるいからアニメに出すな」みたいなものでちょっとおかしくはあるのかもしれない。

 でもせっかくガールズ&パンツァーで戦車物が流行ったんだから超知性戦車同士の戦争とか、超知性飛行機の戦争物とかが見たいんですよ。なぜ未来兵器はどれもこれも人型ロボットになってしまうんだろう? 人型ロボット以外の兵器が潰し合いところがみたいんです。戦闘妖精雪風とか、『今宵、銀河を杯にして』の超知性戦車マヘル‐シャラル‐ハシ‐ハズが殺しあうような戦争がみたいんです。どっちも神林長平じゃねえか。でもボクはあらゆる小説作品の中で神林先生の小説が最も好きなのでいいんです。とにかく人型ロボットはかっこわるい。どんなに理屈をつけてそれっぽく設定で取り繕おうが四肢があんなふうについている時点でバランスが悪いし、ロボとして不格好なんですよ。四肢なんかかざりです。あんなものは戦闘の役に立たんのです。

 ※ブックマークコメントを見た後の追記。あと僕がロボットアニメに向いていないのは知っていますよ、向いていない、つまり人型ロボットアニメにロマンが感じられない人間の話をしているんです。観たくなきゃ観るなとかそんなアホみたいな話ではない。観てないですよ当然。「これが別の表現をとっていたら面白く見れたかもしれないのになあ……」というのが残念なんです。あと人型ロボットアニメすべてを否定しているわけでもない。合理的な理由で人型に落ち着くことだってあるんですから。現実にも災害救助を想定してバルブを締める、車を運転するといった「人間を想定して作られた環境」に適応するために結果として、ロボットの体型選択は自由でありながらも人型ロボットがメインになっている競技会もあります。⇒ロボットと未来について - 基本読書 

 人型ロボだろうがなんだろうが描写の仕方なんていくらでもあります。「リアルだから面白いのか」といえば別にそういうわけでもない、リアルだから面白いんだったら現実を見てりゃあいいだけの話で。「人型ロボはかっこいいし求めている人が多いから理屈や成立している状況への描写にたいしたものをつけなくてもいいだろう」という巨大人型ロボを出すことへ無自覚な作品が、この先数が減って別の表現手段にとってかわってくれたら僕はその方が楽しめる作品が増えるので、願っているだけです。パシフィック・リムに興奮できるような人達からしたら余計なお世話だという感じでしょうが。