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基本ライトノベル

ライトノベルについて書くブログだったはずだけど日記のブログだよ

ギャングスタ・アルカディア

ギャングスタ・リパプリカ - 基本ライトノベル

ギャングスタ・リパプリカをはじめてやったすぐあとにアルカディアが出てやれるというのはいいタイミングだったな。リパプリカの続編というか世界観の掘り下げターン。ここまでやってようやくちょっとはこの世界観も報われたのではなかろうか。ループ物の物語に立ちはだかる「選択の意味が軽くなる」という問いこそ「誰もがループ能力を持つ世界」でやられるべきだったし、ちゃんとやってくれたので安心した。ほんと、リパプリカだけだともったいないからね。誰もがループ能力を保有している世界特有の広がりをプロット内で活かしているのもよい。ループから抜けにくい症状、ループ能力を失う病気、ループ喪失者の扱いなどなど。値段が高すぎて内容に釣り合っていない感はあるが(のんびりやっても10時間ぐらいで終わるだろう)コレは難しい所。

たくさん金を払ったんだからたくさん遊ばせてくれ、とはもはや思わない。むしろ時間が大量に消費させられるタイプの物にはおっくうすぎて手がだせなくなってきているので、高くてもいいから、時間あたりの楽しさが凝縮された短いものの方が嬉しかったりする。ノンフィクションだと顕著だが、結局同じだけのことをいっているのなら300ページの本より30ページの本が良いだろう。その場合30ページのほうが時間という貴重な資源を費やさなくてすむのだからこっちのほうがむしろ10倍高くてもいいぐらいだ。ながければいいというものではないのである。問題は時間あたりの楽しさが凝縮されるためにはどうしたらいいのかという部分で、それがノベルゲーになるともう凝縮度は文章と演出とCG枚数とシステムのどれかしかない。今回は──まあ時間あたりに凝縮された面白さが値段に比例していたかというとあんまり釣り合ってなかったかなあという感じなので先の感想になった。



ネタバレ。そこまでガッツリ読み込んでいないからよくわかΩなかったのが「母親」の扱いはどうなっているんだろう。死んでいて実はあれはBotだったんだよアハハハというのはわかったけどその後でループする世界じゃなかったらそこにもっと重みが加わるといっていてよくわからなかったなあ。あれ、死んだことはつまり確定されてはいないってことかな? 確定していないってことはないと思うんだけど。リパプリカでは母親が実際に家までくるルートもあったわけで今回がどの世界線になっているのか……というよりかはこの世界の死についての扱いがよくわからなかった。たとえば突発的な事故死はなくなってしまうんじゃないかな。