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基本ライトノベル

ライトノベルについて書くブログだったはずだけど日記のブログだよ

イントゥ・ザ・ストーム

『イントゥ・ザ・ストーム』は映画。観てきたのでまあ、日記みたいな感じで書いていこう。

あんまり映画とかアニメとかについて書きたくなかったりする。なんというか、手持ちの切り口がえらく少ないんだな。撮影だとか、フィルムだとか、上手下手理論だとか、演出だとか、役者とか、音楽とか、そういった映画ならではの部分についてどう語ったらいいのかわからないから。もちろん分かる部分もあるけどなあ。

それはそうとしてイントゥ・ザ・ストームは面白かったです。題名そのままでストームの中に突っ込んでいくだけで非常にシンプルな話なんだけど、そのシンプルさがよかった。ある人達はドキュメンタリ映像をとるために突っ込んでいき、ある人はYOUTUBEでの再生回数を目当てに突っ込んでいき、ある人達は単に巻き込まれる。様々な視点からもって巻き込まれていくさまを書いていくが、まあそれ以外は街がガンガン破壊されてクルマや人間が巻き上げられて飛んで行く様を描写していくだけ。対抗なんてできるはずないから、いかにしてやり過ごすのかが焦点になる。

一応わかりやすいテーマとしては「普通の人間の普通の知識が緊急時には役に立つ」ということで、たとえ高校生ぐらいの子供であってもこっちの道のほうが近いとか、あそこに隠れられそうな場所があるとか、実はナイフを持っているとかで、なんとかちょこちょこと役に立つ場面がある。万全な状態での戦ではなく、災害に巻き込まれるときは常に「手持ち武装」に頼ってサバイブしていかなければならないのだが、まさにそうした「手持ちの武装を組み合わせて生き延びるには」という風来のシレン的な面白さがある。

あとは嵐の中のドキュメンタリー映像をとろうとする映像キチガイみたいな男が出てくるのだが、コイツの扱いがまた良かった。他人に全然興味がなくて、自分の目的に邁進していくだけなのだが、そうした愚かさを愚かさなだけで終わらせないあたりがかっこ良い。途中二人ほど退場するのだが、どうなんだろうな。この二人最初から排除していても話としては成り立ったんじゃなかろうか。まあとにかく満足な一本であった。