基本ライトノベル

ライトノベルについて書くブログだったはずだけど日記のブログだよ

甘城ブリリアントパーク 5巻まで

1巻を読んだ時点であんまおもんないな……と思ってスルーしていたのだが、なんとなく極端に軽い物が読みたくなって続きを読んでみる。

めちゃくちゃ面白いわけではないが、ノーストレス。新しい部分も……どうなんじゃろうなあ。学生物だが、ほとんど学校を出さずに経営に終始させるのは珍しいのかな。魔法こそあるものの、戦いもせず、ほとんどは純粋な遊園地経営話だし。キレ物でクールに思考を薦めるという主人公も最近のトレンド。妖精(非人間)以外の人間たちが比較的感情を抑えめに書かれているのも好感触。わーきゃーオーバーリアクション気味に反応してそれを延々と続けられるとそれだけで読む気が失せるからな。

主人公を中心としてヒロインを一人ずつ掘り下げていくというよりかは、女性も男性も含めてサブキャラクターを中心に端っこの方に主人公がいるわけだけど、サブキャラを短編形式で掘り下げていく回が多いですね。もちろんメインシナリオパートは主人公を中心として徐々に進んでいく。最初にわかりやすいキャラクタ性を打ち出しておいて、のちのち2巻以後で別側面を書くあたりはベテランっぽい技術を感じさせなあ。あとはまあ遊園地運営をけっこう取材したか調べるかしたんだろうなあとその辺の描写が面白い以外は、とくにひっかかるところもない。

フルメタル・パニックも終わりだし、メタいギャグとか織り交ぜてだらだらとゆるいもんでも書きたかったのかなという感じ。読む方もそれぐらいの心構えでいいでしょう。今後展開的には遊園地経営の危機をなんとかして(あるいは続けたいのであればさらなる危機を用意する。あるいは拡大路線をとるかのどちらか)呪いをなんとかしたらどこでも完結させられる話なので、特別面白いことも起こりそうにないし続刊はもういいかな。