基本ライトノベル

ライトノベルについて書くブログだったはずだけど日記のブログだよ

ベイマックス ネタバレしまくり

客観的評価としてはけっこう高く、それぞれのシークエンスは完全に制御されていてもの作りという一人で机に向かって動きがない部分の描写とか、科学への傾注を描く前半パートとか大好きだったな。ロボットファイトからお兄さんが弟を研究にのめり込ませる場面も、決して頭ごなしにさとすのではなくまず実際を見せてやり、自発的にやる気を引き出すものであのチームの暖かさが凄い。

あと結局ヒーロー物になるのだけど、オタク達だからああいうことはもう慣れっこなわけですよね。ああ、これあの漫画で見たことがあるよ、あのアニメで見たことがあるよってすぐにすらすらとあげられる。こういう前提で会話を書くと、どうしたって会話はメタ的にならざるをえないわけだけど、その会話も面白く新鮮で面白かったな。

一方で僕はヒーロー物がたいして好きじゃない、特にアベンジャーズとか含めていろいろ観たにも関わらずマーベルのヒーロー物で純粋に面白いと思えたのがアイアンマンだけなので、彼らがヒーローになるんだーみたいな感じで装備を開発して戦うパートはもう帰ろうかなぐらいのテンションだった。なんかなー、ヒーローとか全然燃えないんだよなあ。バットマンの時もスーパーマンの時もいつも思うんだけど、なんでそんなアホみたいなかっこするわけ?(もちろん象徴的な意味合いがあることは知ってるが、それにしたってアホみたいではないか) それぞれの特性がーとかいって一つの最強の武器を全員分つくれば? ていうかマイクロボットもう一回作れば? と思ってしまうし。まあこの辺は既に分析したのでやめておこう。

だから総評としては良い部分とノリきれない部分が打ち消し合って高くならないのだが、でもヒーロー物の部分をちゃんと楽しめるなら素晴らしい映画だったと思う。和洋折衷な町並み、人種、世界観も混沌としていて素敵だった。ソレ以外にも細かいところでいちいち日本へのリスペクトを感じる映画でした。もちろんそれ以外の細部の作りこみがすごくて、たぶん取り上げようと思えばその技術的なレベルの高さとこだわりっぷりは何万文字単位であげられるだろうと思う。みれてよかった。

ただし犬の短編は最悪でした。あんなもんをつくっちゃうなんてほんとがっかりだな。あと個人的にベイマックスは真っ白すぎて精子とか座薬を連想させるせいでベイマックスが男の子(名前忘れた)を抱きしめるシーンとか気持ち悪かったです。でもそんな感想を抱いている人間は他に見当たらないので(探してもいないけど)特殊事例かもしれない。

しかしロボットもヒーローも怪獣もそうした要素があるだけでどっちかというと「観るのやめようかな」と思うのでいわゆるオタク的な物との親和性がすこぶる悪いなと思う今日このごろ。