基本ライトノベル

ライトノベルについて書くブログだったはずだけど日記のブログだよ

素直さ

これは文章に限ったことじゃあないけど素直さって大事だよなと思うわけである。

技術的な巧拙は別にいくらでも磨けるわけであるが、素直さがないとどうしようもなくて読めない。世の中には、いくらでもどこかで聞いたような気の利いたフレーズや言い回しが存在するわけであるが、それを適当に引っ張ってきて「気の利いた文章になる」かどうかといえば、それが全くの別物だということ。それで気の利いたフレーズを持ってきて、自分の気持ちや実感みたいなところを安易な言葉で代弁させてしまっていると「いい感じにきまったな」と思い込めるかもしれないが伝わってはいない。あるいはここではなにかかっこいい文句を入れたいなと思う。最後の締めをかっこよくきめたいな、とか。それでむりくり何かをひねりだしてみせる。こういうのはあまりうまくない。別にかっこよくなくても、ぜんぜん凝った言い回しでなくても、実感から出たシンプルな言葉はそれはそれで伝わるものである。僕も書いた後でううむ、これはやっちまったな、実感から離れた言い回しを使ってしまった、無理やり実感から離れた言葉をひねりだしてしまったと思って消すこともしょっちゅうである。実感から乖離した文章(文章に限らず絵でも音楽でも映像編集でも)ってのは、不思議とすぐにわかってしまうんだよなあ。自戒を込めて。