基本ライトノベル

ライトノベルについて書くブログだったはずだけど日記のブログだよ

本屋について

今日近場にそこそこ大きな本屋が出来たので行ってみたのだがうーんという内容で、そもそも自分はいったい何を本屋に求めているのだろうと考えなおす必要があるのではないかと思ったのである。

そうはいっても別にそこまで長い話になるわけでもなくて、それは要するにざっと歩いて回るだけで「ああ、これが出ていたのか」「これは面白そうだ」と手が伸びる頻度が高ければ高いほど僕にとってそれはいい本屋だということになる。だいたいいろいろなものをチェックしているわけではあるが、ネットでは小さい小さい画面上に表示されるものが全てで本をさらうには適さない。

一方で正直な話、小説や物語系で無名の著者のものを買うことはほとんどない。作家は多すぎるし、読む前に面白いか面白いかなどはわからない。ハヤカワなどの賞をとった、あるいは何らかのジャンルに属する本であるといった文脈がなければなかなか小説を見かけて買うということがない。定番のもの、新刊で出るものも決まっており、このあたりはだいたいどの本屋にいっても「量が少ない」ということはあってもあまり大差ない印象(海外系は除く)

追いかけている著者はだいたい新刊お知らせシステムみたいなのに登録しているので、新刊が出れば通知がきてあまり買い逃すこともない。ハヤカワ、創元など特定の出版社のものは新刊は基本的に版元HPで確認している。なので僕が本屋に求めているのは大部分はノンフィクション系なのだ。ノンフィクションは「追いかけている著者」システムがあまり有効に機能しない。学者やそれなりに調べて書く場合、1年に何冊も本を出すことはまずありえないからだ。それよりも特定テーマに沿って海外の全く聞いたことのない学者からの翻訳本とかをピックアップすることが多い。

これもまたみすず書房などのように特定版元のHPで確認できることもあるが、殆どの場合バラけておりどこが何を出すのかという専門性が設定されていないことが多い。著者でもムリで版元狙い撃ちも難しいとなればあとは地道に探し続けるしかなく、そういうわけで僕にとってはつまり本屋ではノンフィクションこそを探すことが多いのだ。これがまあ小さい本屋だとそこまで手がまわらないのかもしれない。新書だけで膨大な量が出ているし、理工系、サイエンスや歴史ノンフィクションまで手を広げようとするとけっこう手間だ。売れるのも、基本はビジネス本だろう。

今日新しく出来たところは新書以外のノンフィクションは棚が全部で6つで、しかもそのうちの5つが自己啓発やビジネス系や資格試験系で埋められており最後の1つにサイエンスノンフィクションや歴史ノンフィクションがぎゅうぎゅうに押し詰められていた。これでは定番書を入れたら新刊など並べるスペースなどあるわけがないのであり棚を見る喜びみたいなものはほぼ存在しない。結果的に、まあ行っても行かなくてもいいかなという感じの本屋に僕としてはなってしまった。

これは何も「ノンフィクションを書店は充実させろ」という話ではなく、あくまでも僕が望む本屋の形なのであって、限られたスペースで利益を追求する限りそのような形になってしまうのはわかる。特に本屋は形而上的に存在しているのではなくあくまでも現地の客層とどこに存在しているのかという物理的な要因が多く選書には関わってくる。ららぽーとのような複合お買い物施設でガッツリとした数千円もする分厚いノンフィクションを置くのは客層的には間違っている。

わかるが、うーん。