基本雑記

日記ブログ

圏外編集者

フリーランス編集者である都築響一さんの聞き書き本。

聞き書き本はあんまり好きではないのだけどこれはなかなかおもしろい。非常にぐいぐい行く人で、命を賭けておもしろいことをするんだ、おもしろいことができれば金は生活できるぐらいあればいい(もちろんもらえるなら多ければ多いほど良いけど)、マーケティングなんかするな会議なんかするな、自分が心の底からおもしろいとおもえるならばそれは売れるという。

都築さんの考えには「ついていけないっすなあ」と思うが、こういう力強い物言いがウケるのはわかる。鳥嶋和彦さんのインタビューを読んだ時も思ったが、やはり60代70代にもなると自分の人生経験と成功例から強い言葉で断言できる分おもしろいが、だからこそ鵜呑みにしないほうが良いよなあと思う。たとえば本書でもマーケティングの無意味さや会議の無意味さをといているが、話を読んでみると「それ、単純に何も考えずにやってるからでしょ。そんなのうまくいくはずないじゃん。」と思う。結果的になんとか生き延びてこれただけであって、あんまり参考にするようなもんでもない(それは最初に本人がくどいぐらいに述べているが)