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基本ライトノベル

ライトノベルについて書くブログだったはずだけど日記のブログだよ

日記3(11月24日)

『この世界の片隅に』を観た。非常に細部までつくりこまれた凄まじい情報量の映画。本当に良い映画だったと思うし、片渕須直監督がやることで完成する原作であった。『マイマイ新子と千年の魔法』とのテーマ的な繋がりも存在して、昔まだ恐らくは本作の映画化の企画がなかったころから「記憶」をテーマにその二作品を繋げたことがある(この記事もう7年前かあ……なんか若々しいことをかいているなあ……)。
huyukiitoichi.hatenadiary.jp
第九回文学フリマにて配られた片渕監督のコピー本にはこう語られている。

企画が水に流れる度に痛みを感じる。生まれ、育てあげられようとしていた登場人物たち。それが、まるではなから存在などしていなかったように、空中に消え失せてしまう。彼らに申し訳がない。『失われた企画の記憶』として、いったい何人の登場人物たちを、自分は墓まで連れてゆくことになるのだろうか。

今回は最後まで走りきれて(まだ走ってるけど)本当に良かったなあ。とはいえ、映画については個人的には主人公の女性の演技などもろもろ苦手な方向である。映画を観終わったはずなのに、原作はおもしろかったなあと思いながら外に出ることになったのでちと残念であった(作品がじゃなくて自分が)。うーん、普段は原作と映画は別物として特に努力せず扱えるのだが、今回は近すぎたのかもしれない。

HONZの記事を『脳はいかに意識をつくるのか―脳の異常から心の謎に迫る』で書く。『ニワトリ 人類を変えた大いなる鳥』とどっちにしようか迷ったが、後者はHONZですでにバズってたので。専門的な内容の本は間違ったことを書いてないかと検証するのに胃が痛くなりそうだ(胃は痛くならない)。ニワトリ本もおもしろいので25日はこれで更新できればいいな。おそらく人類が宇宙に散らばっていくときにもニワトリは連れて行かれるでしょう(あるいはその生物的な情報が)。

来月のSFマガジンにいつもの連載に加え13本もガイド原稿を書く必要があるのでそれを一刻も早く書き始めないと時間がもろもろ足りないような気がしないでもない。とはいえその前に時事通信社の原稿を一本やってからでないとダメだから28日以後にとりかかれればベスト。