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基本ライトノベル

ライトノベルについて書くブログだったはずだけど日記のブログだよ

BLAME!

おもしろかったんだけど、だるいアニメでもある。モデリングは良いし、アクションもいいんだけど、1時間45分の映画作品として『BLAME!』をまとめるために電基漁師らの物型に霧亥が関わる、みたいな構成になってしまっていて、それがまあ好きではない。脚本は電基漁師らの物語としては手堅くまとまっていていいんだけど、どう考えてもこいつらの生死は本筋とは関係ないし、こんなやつらが何人死のうが生きようがどうでもいいんだよなあ……と思えてきてしまった。そうなるとドラマにまったく乗れないんだよね……。

脚本はシンプルはシンプルなんだけど『BLAME!』に求めていたシンプルさっていうのは単純に都市構造体を放浪しつづける、複雑な構造体を霧亥の重力子放射線射出装置が穿って見事な穴を貫き通す──というものであって、ゴタゴタした人間ドラマをやられるとそういうのは別の作品でやってくんねえかな……といううんざり感が募ってくる。いや、これはこれでいいんだけどさ、BLAME!の名前はできればもっと小さくしてほしかったな……というのが正直な感想。あとBGMのつかいかたもまるで好みではない。30分だったらこれでよかったし、さらにいうならこれってこのあとの物語の「前兆」でしかないから、ここで続きも発表されずに終わるんだったら作品としては評価できんね。