基本ライトノベル

ライトノベルについて書くブログだったはずだけど日記のブログだよ

貞子vs伽椰子

Amazonプライムに入っていたからみた。けっこうおもしろい。元から無茶なお題設定なので話に多少無理があるのは全然許容範囲だし、白石監督お得意の霊能力者の格とキャラの立て方も(最初に真っ当な霊能力者を出して、その次に真っ当な霊能力者が力を信頼する無法者霊能力者が出てくる。最初に真っ当な霊能力者が死んでいるので普通にやり方にこだわらない無法の能力者が出て来るのに異常に説得力が有る)やはり抜群にうまい。名前が一人もわからないが女優もみんな美しい。

と、なかなか満足したのだけど、まあやはり元々両者が戦うことを想定していないので、何がどうやって戦っているのかわからない、勝ち負けの判定もよくわからん、というのは若干つらい。その辺をはっきりさせすぎてしまうとただのモンスターバトルになってしまう(後半はもう怖くもなんともないのでモンスターバトル化してるけど)のがなかなか大変だなあと。ただ、出来る範囲の中でうまくやった作品だなとは思う。

一方で思ったのは、両者の本質はやはりその「人間をあるルールにそって呪い殺す」という行為に宿っているのだから、お互いがお互いのルールを拡張し、全人類の呪殺レースをやる方向性のvsも見たかったなと思った。いったいどちらの怪異が人類を効率よく殺し尽くすのか?? その可能性としてはたとえば動画をネットにアップロードした──という本作中の行為でも示唆されていて、貞子はネット時代に適応した形で広がっていく余地は残っている。家の方はちと難しいけど、まあ別になんでも理屈をつけようと思えばつくれるでしょ。家が解体された結果日本全国津々浦々自体が家になったとか(これは厳しいな……)。

人類が次々と呪殺されていくカタストロフがみたいよーーーー(今の予算じゃ無理だ……)