基本ライトノベル

ライトノベルについて書くブログだったはずだけど日記のブログだよ

FGO アガルタ篇

そこそこおもしろかった。

シナリオに対する批判をけっこう見かけて、概ね納得できるものだったが、個人的には内容がどうこう以前に段取りが面倒すぎる部分が多かったのがキツイ。FGOのイベントシナリオでダルすぎて読めなかったのはプリズマ☆イリヤコラボと羅生門イベントだけだったが、今回はそれに近いだるさ=お決まりのプロットどおりに話が進み、その過程ごとに長々と状況説明が入る──がある。一行で済む、あるいは書かずとも察せられるような描写を必ず何行にもわたって使うような感じ。

まあおおむねスキップしつつも読めるところは良かったし、このレベルでも他のソシャゲと比べると充分におもしろいから(あと、キャラは抜群にいいし)、最低限このレベルで推移してもらいたいところである。不満点というか残念だったことを一つ上げれば、シェヘラザードはネタとしては非常に大きいので、FGO内の1章だけでなく、また別のゲーム作るとか、もう少し別の形での顔見せは不可能だったのかなと思ってしまったが、今回も扱いが小さいわけではないからなあ。

しかしシナリオ担当が公表されないことに対して、僕は最初「みんな個人名で責任持って仕事している一線のライター達なのに、なぜ隠す必要があるのか? 竹箒日記でほのめかしまでする意味は??」と懐疑的だったのだけど(もちろんライター陣がそれで納得しているなら問題なんてないのだけど)、最近のFGOの異常なまでの広がり、そして数の暴力によって産まれ得る冷静とは言い難い言質の数々を見るに、やっぱり隠しておいた方がいいのかもな……と同情的になってきた。