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日記ブログ

ドント・ブリーズ/夜明け告げるルーのうた

ドント・ブリーズ

人の家に押し入って金目の物を奪う強盗三人組が目をつけた次なる標的のジーさんは、入ってから気づいたのだが躊躇なく人が殺せるうえにいろいろヤバイことをやっている盲目のクレイジーサンだった──という話である。いったん侵入するが、侵入がバレて家中の出口を防がれてしまい中で逃げ惑うのだが、相手の目がみえないのでちゃんとホラー物として成立しているのがいい。ちょっとした物音で相手が察知してしまうので慎重に動くし、次の瞬間に気づかれるかも……という緊張感が持続する。

最初強盗側が3人しかいないので「最初にいきなり一人殺されるのはふつう確定しているから、少なくとも4人はいなくと尺が持たなくね?」と思っていたらそこはやっぱりその通りで、あとで殺される役がちゃんと1人増えるのであった。お手本のようなホラー演出が連続するおかげで、途中からちとダレるんだけど、まあシチュエーションが完璧なのでそんなに飽きずに最後までみれる。あと盲目のジジイだけだとさすがに目の見える侵入者に対処するのは厳しいので、犬がサーチ&攻撃役としているのも難易度のバランスとしては素晴らしいところ。まあ、それ以外の部分についてはそこまででもない。なぜか犬は殺さないからぬるく感じられるし、盲目のジジイもそれほど感覚が鋭敏なわけではないのであんまり脅威を感じないんだよね。ジジイの能力ではなく基本的に侵入者側の落ち度でガンガンやられていくのはテンションが下がるし好みではない。

これでジジイの能力がもっと高く(自前の声でエコーかけてその反響で対象の位置を確認するとか)、侵入者側がもっと慎重(最初に犬を眠らせるのだが、そのタイミングでもう犬を殺すぐらいはやってほしい)だったらよりスリリングではあるんだけど、そうなってくるともうホラーとはだいぶ違うものになっちゃうし、ホラーとして成立させるのならまあこんなところが落とし所なのかな……感もあって、個人的にはいろいろと惜しい作品だ。

夜明け告げるルーのうた

なんで人魚と吸血鬼の設定が混じっているのか意味がわからんとか、主要人物三人の薄っぺらさが凄いとか、人魚の幼女がわりと見た目も動作も気持ち悪いとか、たたりの設定大雑把すぎね?? 解決も大雑把すぎね?? とかいろいろあるけど、なんとなく映像が凄い上にジブリとかと比べるとかなり抽象的なのでわりとそれでも押し切れるところはある。しかし主人公の男の子は幼女以下みたいな容姿の人魚に好きだ好きだというんだけど、これ、男女の恋愛的な意味の好きっぽくも見えて正直かなり気持ち悪いな……と思ってしまった……。いや、そこが男女の恋愛的な意味の好きなのかどうなのかというのは別に確定させる必要はないんだけど……。